タンザニアとは
タンザニアは東アフリカに位置する国で、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、モザンビークなどと国境を接し、東側はインド洋に面しています。1964年にタンガニーカとザンジバルが統合され、「タンザニア連合共和国」が誕生しました。首都はドドマですが、最大の都市であり経済・文化の中心はダルエスサラームです。100を超える民族が暮らし、公用語としてスワヒリ語と英語が広く使われています。

タンザニアは、アフリカ最高峰のキリマンジャロ、広大なサバンナ、世界遺産のンゴロンゴロ保全地域、美しいインド洋の島々など、多彩な自然環境に恵まれています。また、ティンガティンガ・アートをはじめとする独自の文化も世界中の人々を魅了しています。
タンザニアの基本情報
タンザニア連合共和国は、東アフリカに位置する国で、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、ブルンジ、コンゴ民主共和国、ザンビア、マラウイ、モザンビークと国境を接しています。東側はインド洋に面し、豊かな自然と多様な文化を持つアフリカ有数の観光国です。
項目 内容
正式名称 :タンザニア連合共和国(United Republic of Tanzania)
首都 :ドドマ(行政首都)
最大都市 :ダルエスサラーム
面積 :約947,300㎢(日本の約2.5倍)
人口 :約6,800万人(2024年推計)
公用語 :スワヒリ語、英語
通貨 :タンザニア・シリング(TZS)
時差 :日本より−6時間(サマータイムなし)
宗教 :キリスト教、イスラム教、伝統宗教など
タンザニアはアフリカ最高峰キリマンジャロ、世界最大級の野生動物保護区、そしてティンガティンガ・アートなど、多くの魅力を持つ国として世界中から注目されています。
サファリの魅力
タンザニアは「サファリの聖地」と呼ばれるほど、野生動物観察に適した国です。
ライオン、ゾウ、ヒョウ、サイ、バッファローの「ビッグファイブ」をはじめ、キリン、シマウマ、チーター、カバ、ワニなど、数え切れないほどの野生動物が自然のまま暮らしています。

なかでも有名なのが、毎年約200万頭のヌーやシマウマが移動する「グレート・マイグレーション」です。この壮大な自然現象は世界最大級の動物の大移動として知られ、多くの写真家や映像作家が撮影に訪れます。
ティンガティンガ・アートに描かれる動物たちは、こうしたタンザニアの豊かな自然から大きな影響を受けています。実際にサファリを訪れると、作品のモチーフが身近に感じられるでしょう。

マサイ族の文化
マサイ族は、ケニア南部からタンザニア北部にかけて暮らす牧畜民族です。
赤い民族衣装「シュカ」をまとい、牛を何よりも大切にする生活は世界的にも有名です。牛は食料であるだけでなく、財産や社会的地位を表す重要な存在でもあります。
現在でも多くのマサイ族は伝統的な暮らしを守りながら生活しており、ンゴロンゴロ保全地域では、野生動物と共存する姿を見ることができます。
色鮮やかなビーズアクセサリーや伝統工芸も人気があり、タンザニア文化を代表する存在の一つです。

タンザニア料理
タンザニア料理は、日本人にも親しみやすい素朴な味付けが特徴です。
代表的な料理には次のようなものがあります。
ウガリ(Ugali)
トウモロコシ粉を練って作る主食で、日本のお米のような存在です。肉料理や煮込み料理と一緒に食べます。
ニャマチョマ(Nyama Choma)
炭火で焼いた牛肉やヤギ肉のバーベキュー。タンザニアで最も人気のある料理の一つです。
ピラウ(Pilau)
スパイスを使って炊き上げるご飯料理で、お祝いの日にもよく食べられます。
チパティ(Chapati)
小麦粉で作る薄焼きパンで、朝食や軽食として親しまれています。
サモサ(Samosa)
ひき肉や野菜を包んで揚げた軽食で、街中でもよく見かけます。
インドやアラブの影響を受けた料理も多く、日本人にも食べやすいメニューが豊富です。

気候・ベストシーズン
タンザニアは一年を通して比較的温暖ですが、地域によって気候が異なります。
沿岸部のダルエスサラームやザンジバルは一年中暖かく、平均気温は25〜30℃前後です。
一方、セレンゲティやンゴロンゴロなど標高の高い地域では朝晩は肌寒く感じることもあります。
旅行におすすめなのは乾季です。
6月〜10月(乾季)
・サファリに最適
・野生動物を見つけやすい
・雨が少なく過ごしやすい
1月〜2月(短い乾季)
・出産シーズン
・子どもの動物を見られる可能性が高い
3月〜5月(大雨季)
・雨の日が多い
・観光客は比較的少ない
11月〜12月(小雨季)
・短時間の雨が降ることがある
・緑が美しく写真撮影にも人気
ART POOLがティンガティンガ工房を訪問する際も、作品の輸送や現地取材のしやすさから、乾季を中心に訪れることが多くなっています。

ダルエスサラーム
ダルエスサラームはタンザニア最大の都市であり、国内最大の港湾都市です。政府機関の一部や企業が集まり、経済・文化の中心地として発展しています。
ティンガティンガ・アート発祥の地でもあり、多くのアーティストが現在もこの街で活動しています。街には市場や美術館、文化施設が点在し、現地ならではの活気を感じることができます。ティンガティンガ工房もダルエスサラーム市内にあり、世界中からコレクターや観光客が訪れています。

セレンゲティ国立公園
セレンゲティ国立公園は、世界で最も有名なサファリの一つとして知られ、ユネスコ世界遺産にも登録されています。広さは約14,700平方キロメートルにも及び、ライオン、ゾウ、キリン、チーター、ヒョウなど多くの野生動物が生息しています。
毎年約200万頭のヌーやシマウマが草を求めて移動する「グレート・マイグレーション(大移動)」は、地球上最大級の野生動物の移動として知られ、世界中の写真家や旅行者を魅了しています。ティンガティンガ作品に描かれる動物たちも、この豊かな自然から大きな影響を受けています。

ンゴロンゴロ保全地域
ンゴロンゴロ保全地域は、巨大な火山が陥没してできた世界最大級のカルデラを中心とするユネスコ世界遺産です。ライオン、ゾウ、サイ、カバ、フラミンゴなど、多種多様な野生動物が一年を通して観察できます。
野生動物だけでなく、マサイ族が今も伝統的な生活を営む地域としても知られ、人と自然が共存する貴重な場所となっています。タンザニアを代表する景観の一つであり、多くのティンガティンガ作品にもその豊かな自然が表現されています。

ザンジバル
ザンジバルはタンザニア本土の東側、インド洋に浮かぶ島々からなる半自治地域です。透き通る海と白砂のビーチ、美しいサンゴ礁で知られ、「インド洋の宝石」とも呼ばれています。
歴史的なストーンタウンはユネスコ世界遺産に登録され、アラブ、アフリカ、ヨーロッパの文化が融合した独特の街並みが残されています。また、かつて香辛料の一大産地だったことから「スパイスアイランド」としても有名です。
Tingatinga Arts Co-operative Societyへのアクセス
ティンガティンガ・アートの中心となる Tingatinga Arts Co-operative Society は、ダルエスサラーム市内にあります。現在も多くの所属アーティストがここで制作を行い、ギャラリーでは完成した作品を直接鑑賞・購入することができます。
工房では、制作風景を間近で見ることができるほか、アーティスト本人と交流できることも大きな魅力です。鮮やかな色彩が生まれる現場を体験すると、作品への理解がさらに深まります。
ART POOLでは、この工房を定期的に訪問し、所属アーティストとの交流や新作の買い付けを行っています。日本ではなかなか知ることのできない現地の様子や最新情報も、当サイトや展覧会を通じて紹介しています。

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